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執筆者の写真yf acalulia

SEALDs戦争立法に反対する学生デモ2015/6/21京都~寺田ともかさんスピーチ(2015/6/23の記事 )



(動画 11:21より)

寺田ともかといいます、21歳です、よろしくお願いします。 私が、小学校2年生の時に、ニューヨークの世界貿易センタービルが崩れ落ちました。9月の11日のことです。なんとなく覚えています。 ニュースには、泣き叫ぶたくさんのアメリカ人の姿が映っていて、あーたいへんなことがおきたんやって、幼心に思いました。 だけど、その後流れてきたニュースの方がずっとずっと恐ろしかった。 毎日毎日、アフガンで、イラクで、自分と年の変わらない様な子ども達が、血を流しているのを見なければならなかったから。 あの日、同時多発テロで犠牲になった人たちの数は、約3000人。 そして、その報復のために行った対テロ戦争で殺された人たちの数は、少なく見積もっても約130万人。 あの時、世界のリーダーたちは、正義と言う言葉を使ったけど、イラクに大量破壊兵器はなかったし、死ななくて良かった人たちが次々に殺されていくのを見た。 あれから14年たちました。 日本政府は、集団的自衛権の行使容認を閣議決定し、武力行使を可能にするための具体的な法整備を始めた。 世界情勢が変わったから、テロの脅威が高まっているから日本と親密な関係にある国が攻撃された時は、共に報復すべきだと。 テロの脅威が高まった大きな原因の一つは、武力による必要以上の報復と殺戮があったため。今はまだ、武力が最終的な解決手段になりうると信じている愚かで古い人たちが、幅をきかせているかも知れない。 今はまだ、過去の過ちを正当化することでしか、自分の国を誇れない虚しい人たちが、この国のトップに立っているかも知れない。 恐怖に縛られた不自由な人たちが叫んでいる。殺せ、殺される前にと。 だけど、そんな時代は、ここで終わり。10年前に終わったんです。 私たちは、平和憲法に根ざした新しい安全保障の原則をここに打ち立てよう。 殺すな、殺されないために。 私たちは、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。 この目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。 この最も賢明で新しいやり方を私たちは続けていく。 専制と隷従、圧迫と偏狭をこの地上から永遠に除去する日までやめない。 2015年6月21日 寺田ともか ご自分の眼と耳で確かめられた方が、いいと思います。 とても素敵なスピーチです。キング牧師の”I have a dream”に匹敵です。 日本国憲法をまもりたい人たちの、ストレートな想いを表現してくれています。 SEALDs KANSAI 【戦争立法に反対する学生デモ】2015/6/21 @京都』(22分44秒)

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